未来のりんりん堂はばあばの祖父母が父が昭和28年に建てた日本家屋です。

建具はその頃のままですので、障子と擦りガラス、襖。

それから66年、祖父母が手入れをし、両親が手入れをし、私達夫婦が受け継ぎました。

草取りが大変で大変で何度手放そうと思ったかしれません。

世の中に空き家が溢れて大変ですが、ばあばの実家もご多分にもれず人口が減っていくばかりの限界集落に近付いています。

若者の仕事がないんですね。

もちろん、商店や施設はある程度ありますので全く仕事がないわけではありませんが、それぞれのやりたいこと、夢を叶えることは難しいのかも知れません。

父親も夫も転勤族でしたので実家でありながらばあばが実際に住んだのは幼少期の３年、高校時代に１年、その後上京しＵターン就職してから結婚するまでの３年の７年くらいです。

でも今でもがっしりとたくましく立っている実家を見て、ここで残りの人生を楽しめればいいなあと思ったりしています。

祖父はこの家で亡くなり、ばあばと妹はこの家で生まれた。

父は９人兄妹なので一時期は10人以上で暮らしていた、色々な人の想いが残った家。

壊さずにと願ってます。